50歳からの帯状疱疹予防に世界初の組み換えサブユニットワクチン接種を開始します
製品名 : シングリックス
製薬会社: グラクソスミスクライン(米国)
接種回数: 2回接種(筋肉内注射)
費用 : 2万円/回(自費:自由診療、保険外診療)
開始期日: 令和3年5月1日(土)
受付時間: 月曜 ~ 木曜 午前 9時 ― 12時
月曜 ~ 木曜 午後 4時 ― 7時
※ 予約が必要ですので電話で希望日をお申込みください
小児期に感染した水痘の原因ウイルスである帯状疱疹ウイルスは生涯人間の神経根に潜み続けて、
ストレスや癌治療による免疫低下などによりウイルスの活性化が生じて帯状疱疹を発症し50歳以降
の罹患率は約30%と言われています。
日本における年間患者数は、2015年 158,616人であるのに対し2030年には
437,867人にまで増加するものと推定されます。加齢とともに発症率が高くなり、罹患した場合
重篤化するリスクも高くなります。また重篤な合併症としては、日常生活の質に大きな影響を与える
帯状疱疹後疼痛(PHN)があり、激しい痛みが数ヶ月から数年続くこともあります。
このような状況下において、日本では2016年に乾燥弱毒性水痘ワクチン(ビケン)が50歳以上
の方に対する帯状疱疹の予防で接種が可能になりましたが、その発症予防効果は50%にも満たない
レベルです。しかしながら昨年1月には北米で新たに開発された帯状疱疹発症予防効果が90%を
超える新しい乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)がグラクソスミスクラインから承認発売
され、より幅広い医療ニーズに対応できる環境が整ってきました。
つきましては、ようてい会では任意予防接種一つとしてシングリックスを採用することに致しました。
ご希望の方は当院でご予約ください。
ようてい健康増進クリニック
電話 : 0568―23―3355